中国の第10期全国人民代表会議(全人代)第4回会議が3月5日に北京にて開幕し、冒頭で温家宝首相は政府活動報告を行なった。

中国の第10期全国人民代表会議(全人代)第4回会議が3月5日に北京にて開幕し、冒頭で温家宝首相は政府活動報告を行なった。

去年の全人代の政府活動報告では、温首相は知的財産権について3回言及したが、今年の政府活動報告では6回言及することとなった。これは、中国政府が知的財産権を重視する度合いが高まっていることが伺える。

政府活動報告において、温首相は、2006年は第11次5カ年計画の1年目であり、良いスタートを切れることは重要であり、その中の重要な活動の一つとしては、産業構造調整の推進、資源の節約及び環境保護であることを表明した。さらに、「産業技術レベルの向上は、自主創新能力(※自主的に創造し、新たな技術等を創り上げる能力)の強化が重要なカギになる。それを実現するため、(1)企業が自主創新主体としての地位を高め、産学研連携の技術創新体系を構築する。(2)ブランド戦略を行ない、自主ブランドの開拓を支援する。(3)知的財産権の保護体系の健全化を図り、知的財産権の保護に力を入れる。(4)自主創新の奨励体制を整え、企業の創新に資産管理、税金、金融等の優遇政策を実施する。(5)市場環境を改善し、中小企業の自主創新能力の増強を支援する。」と政府の方針を示した。

<「中国知識産権報」2006/03/05

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