商標の国際登録が、累計90万件となったことが、WIPOから発表されました。この調子でマドリッドプロトコールの利用が促進されると、2009年には国際登録が100万件に達する見込みだそうです。2004年度の国際登録件数は23379件でありましたが、2005年度は33169件になり、ここ数年で大幅に増加しています。

ちなみに、2005年度における、国際登録出願人の国別統計上位は、ドイツ(17.3%)、フランス(10.4%)、アメリカ(8.5%)、ベネルクス(7.2%)、イタリア(7.0%)となっています。日本については、カタカナ文字商標等を基礎出願・基礎登録としにくいこともあってか、まだまだ利用件数は多くありません(2.4%)。

最近は中国からの国際登録出願が増えており、2006年1月~9月の間に、 1057件の出願があったとのことで、これは国別統計としては8番目にランクされます。もちろん、中国を指定国に含める国際登録出願も増えており、全体の40%以上に上るということです。米国・中国と、主要国の加盟が相次いだことから、マドリッドプロトコールの利用のメリットが大きくなり、制度がだんだんと浸透してきていることが窺えます。なお、12月27日より、ウズベキスタンにもマドリッドプロトコールが発効します。条約加盟国も着実に増えています。

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