2008年8月20日、米国のHillcrest Labs社は、任天堂の「Wii」が同社の特許権を侵害するとして、米国際貿易委員会(ITC)とメリーランド州連邦地裁に提訴したと発表しました。

Hillcrest Labs社のホームページ(下記参照)によると、同社は、携帯型3Dポインティングデバイスの特許権(S 7,158,118、US 7,262,760、US 7,414,611)と、インターフェースディスプレイシステムの特許権(US 7,139,983)を保有しており、任天堂のゲーム機「Wii」が、これらの特許権に抵触すると主張しています。

「Wii」は、そのユニークな操作性から、世界的に好評を得て飛躍的に販売台数を伸ばしており、約3000万台もの販売台数を記録しています。このため、もし、特許権侵害が認められますと、任天堂に莫大な賠償命令が下される可能性があります。

今後は、米国の法廷で特許権侵害について具体的に争われることになると思いますので、裁判の動向に注目したいと思います。

Hillcrest Lab社の発表(同社HP)

http://hillcrestlabs.com/press_releases/Hillcrest_Nintendo.pdf

 

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