7月4日に、平成22年度弁理士試験の論文試験が行われました。

2年前に短答合格の持ち越し制度が導入され、今年は「短答免除者」を含んで行われる論文試験としては2回目の試験となりました。

今年の短答合格者数、すなわち新たに論文受験資格を取得した人数は899人でした。去年の論文合格者数、すなわち今年の論文試験が免除される権利を得た人数は(最終合格者も含め)944人でした。若干、今年の短答合格者の方が少ないものの、ほぼ同程度であることより、今年の短答合格者数は、去年抜けた人数を補うような形になっていると見ることもできます。なお、去年の短答合格者の人数は1420人であり、合格者数は減っていますが、合格基準点自体は大きく上がっているということはなく、ほぼ例年通りとなっています。

一方、去年の口述試験では、合格率が約80%となっており、実に2割近くの受験生が口述試験で涙を飲んでいることになります。このような口述試験の合格率を考えると、もはや口述試験は当然に落とされる試験になって来ていると見ることができます。

先日論文試験を受験された皆様は、論文試験の結果も気になることと思われますが、その次にも口述試験という関門が待っております。従って、論文疲れをリフレッシュさせた後は、すばやく気持ちを入れ替え、口述試験の準備をがんばってください。選択科目のある方は、試験間近ですが、充分に実力が発揮できるようがんばってください。

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