近畿経済産業局(経済産業省)では、知財戦略の啓蒙を図るため、従来から種々の啓発冊子を発行してきましたが、今回、中国ビジネスで効果的に知財を活かすことができるよう「技術・ブランドを活かす中国ビジネス」といったガイドブックを公表しました。

「これから中国ビジネスを手がけられる、または、すでに中国ビジネスを展開されている中小企業のさらなる知財戦略構築に向けた手引き書と」なるように、「技術・ブランドを活かす中国ビジネス」といったガイドブックが作成され、近畿経済産業局から、この度、公表されました。

同ガイドブックは、以下のような構成となっており、単に中国への特許出願手続き等について説明した冊子ではなく、実際に中国でビジネスを進めるにあたり、特許や商標などの知財に絡んで問題となる点をパターン毎に分けて、説明したものとなっています。

<目次>

Ⅰ はじめに

Ⅱ 中国ビジネスで重要な知財財産とは

Ⅲ 基本ビジネスモデルごとの知財の活用パターン

Ⅳ 中国ビジネスの知財戦略のポイント

Ⅴ 知財関連の相談窓口の紹介

例えば、Ⅲの「基本ビジネスモデルごと知財の活用パターン」では、「中国での製造及び販売ビジネス」を行うのか、また、「中国へのライセンスアウトビジネス」を行うのか等といったように、様々なビジネス形態に対する知財の活用パターンを形態毎にまとめています。また、Ⅳの「中国ビジネスの知財戦略のポイント」では、実際にビジネスを進めるにあたり、問題となりそうな点についての簡単なアドバイスがまとめられており、普段、知財を専門に扱わない方にもわかりやすいものとなっています。

実際のビジネスではもう少し事案が複雑になり、専門家へ相談した方がいいことも多いとは思いますが、その際にも、相談内容を専門家に説明する手助けになるものと思われますので、一読されてはいかがでしょうか?

詳細は、以下のホームページをご参照下さい。

http://www.kansai.meti.go.jp/2kokuji/chizai-book2010/chizai-guidebook2010.html

以上

※この記事は一般的な情報、執筆者個人の見解等の提供を目的とするものであり、創英国際特許法律事務所としての法的アドバイス又は公式見解ではありません。