2011年2 月15日付プレスリリースによれば、欧州議会は、EU特許制度の創設を一部加盟国のみで進めるために提案されていた「強化された協力(enhanced cooperation)」に基づく手続きの利用を賛成多数により承認した。

既報のとおり、欧州における統一的な特許保護を付与するためのEU 特許制度の創設は、一部のEU 加盟国の反対意見により交渉が難航していた。しかしながら、同プレスリリースではイタリアとスペインを除くすべての加盟国が「強化された協力」の手続きに参加の意を表明したとされている。

今後、所定の手続きを経て「強化された協力」の手続きが正式に承認されたのち、制度創設に向けた具体的な議論に入るとみられる。

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