特許庁は、2010年の出願件数及び登録件数を公表※1)しました。2010年は特許の出願件数が344,598件に減少したのに対し、特許の登録件数は222,693件に増加しました。

2010年のデータと2009年までのデータ※2)をグラフにしてみました。下のグラフを見ると「登録件数E」は年々増加していることが分かります。

近年、ファーストアクション件数Cに対する特許査定件数Dの比(D/C)に大きな変化がないことから、登録件数Dの増加は、特許性(進歩性など)のハードルが低くなったというよりも特許庁における処理件数(ファーストアクション件数C)が増加したことが主因と考えられます。

2009年にはファーストアクション件数Cが審査請求件数Bを大幅に上回っています。特許庁における審査待ちが解消され、出願審査請求後にあっという間にファーストアクション(拒絶理由通知または特許査定)が送られてくる時代はそう遠くないかもしれません。

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※1)http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/hiroba/2010tourokukensuu.htm

※2)http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/shiryou/toukei/nenpou_toukei_list.htm

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