財務省関税局より、平成23年1月から6月までの税関における知的財産侵害物品の差止状況が発表されました。不況が続く日本市場ですが、税関での知的財産侵害物品の輸入差止は活況のようで、半年で1万件超(1日あたり平均60件超、輸入差止点数1850点以上)の差止めが行なわれている模様です。

平成23年1月から6月までの税関における知的財産侵害物品の差止状況が速報ベースで発表されました。輸入差止件数は例年同期並み、輸入差止点数は微増となっています。ある税関職員の方のお話では、最近の侵害物品のトレンドは、クロックス社のシューズだそうで、これが輸入差止点数を増加させている一因とみられます。

知的財産権別の差止実績では、例年同様、偽ブランド品などの商標権侵害物品が96%弱、次いでキャラクターグッズ等の著作権侵害物品が残り数%を占めるという状況です。仕出国・地域別の差止実績では、輸入差止件数・点数ともに中国来のものがずば抜けて多く、次いで、香港、フィリピン、韓国、タイと続いています。

詳細は、財務省ホームページに掲載されている平成23年9月2日付け「報道発表」(http://www.mof.go.jp/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/cy2011/index.htm)をご参照ください。

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