米国特許庁は、特許・意匠出願に対するファイナルOA後に再考を促すAfter Final Consideration Pilot(AFCP)プログラムを始めると発表した(2012.4.2)。

これは、出願審査の処理を早めて早期権利化の促進を目的とするものであり、これにより審査段階での許可を増やし、また不必要なRCEを減らすことを目的としている。

具体的には、これまでファイナルOA受領後は、実質的な補正はほぼ認められなかったが、応答内容から判断して調査負担が限定的で判断可能(概ね特許で3時間、意匠で1時間以内)であれば、補正を含めて審査するというものである。

ファイナルOA後のクレーム追加や新たな限定、宣誓書の提出などが認められる場合が増えるため、必ずしもRCEすることなく、まずは補正と共に反論してみて、許可通知かアドバイザリを待つという戦略も採り得る

ようになる。

ただし、このAFCPプログラムは2012年度第3四半期(2012年4月-6月)を使ってテストするものであり、対象案件数は限定的である。効果が高ければ継続されると思われ、7月以降も継続されるか注視していきたい。

http://www.uspto.gov/patents/init_events/afcp.jsp

※この記事は一般的な情報、執筆者個人の見解等の提供を目的とするものであり、創英国際特許法律事務所としての法的アドバイス又は公式見解ではありません。