2012 年4 月9 日、連邦巡回控訴裁判所(CAFC)は昨年のTherasense 大法廷判決で示した判断基準に基づき、不衡平行為を認める判決を下した。

AVENTIS PHARMA S.A. AND SANOFI-AVENTIS U.S., LLC,v. HOSPIRA, INC. (Fed. Cir. 2012)

本判決では、特許性の判断における重要性(materiality)に関し、IDSとして開示されなかった先行文献は本件特許を無効にするものであり、必然的に重要性の要件を満たすと判示した。また、本判決では、欺く意図(intent to deceive)に関し、当該先行文献を開示しなかった理由に信憑性がなく、証拠から導き出し得る

唯一の最も合理的な推察として、欺く意図があったと判示した。

このように、本事件では、不衡平行為に関してTherasense判決の判断を保持しており、今後も同様の判断基準が標準とされることが予想される。

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