2012年12月、インド特許庁は、アーユルヴェーダ、ユナニー医学、シッダ医学などの伝統的知識や生物学的材料に関する特許出願処理及び特許付与後手続きのガイドラインを発表した。

インド特許法では、伝統的知識及び生物資源の保護に関連する条項として、進歩性等に関する2条(1)(j)の規定に加えて、混合物に関する3条(e)項を始めとする3条各項において「発明に該当しないもの」が規定されている。また、インドは、従前より、伝統的知識デジタル図書館(TKDL)の公開等を通じて、伝統的知識の保護を重視する姿勢を示している。発表されたガイドラインも、このような規定や姿勢に沿ったものとなっており、伝統的知識や生物学的材料に十分な配慮及び精査を行うことが不可欠であるとして、徹底的に順守することを審査官等に求めている。

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