2013 年1 月15 日、欧州特許庁(EPO)は、欧州特許条約(EPC)の規則164(1)及び(2)の改正案を公表した。

現行の規則1 6 4( 1 )では、PCT の欧州域内移行出願(Euro-PCTルートの出願)において、EPOが国際調査機関でなかった場合、発明の単一性の要件を満たしていないと、出願人が選択する余地がないまま、クレームにおいて最初に言及されている一群の発明等に対してのみ補充欧州調査報告が作成されることになっていた。そのため、後のクレームに記載されている発明について審査を受けるためには分割出願を行うしかなかった。

今回の改正案では、追加の調査手数料を支払うことによりその他の発明についても補充欧州調査報告書が作成され、審査を受けられることが提案されている。なお、本改正案に対する意見募集の締め切りは2月25日となっている。

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