2013年2月19日、欧州統一特許裁判所協定の署名式典がブリュッセルで開催され、EU加盟全27カ国のうち24カ国が署名を行った。

プレスリリースによれば、残り3カ国については、ブルガリアは国内手続き完了後近日中に署名する予定となっているが、ポーランドとスペインは署名を行わなかった。現地報道によれば、ポーランドは当初は単一効特許制度への支持を表明していたが、他国での運用状況を見極めてから判断する方針に転換した模様である。なお、既報の通りスペインは単一効特許制度の協議にも参加していない。

一方、スペインと同様に単一効特許制度の協議に参加していないイタリアは裁判所については署名したが少なくとも今のところは単一効特許については参加しない姿勢であると現地知財情報ブログで伝えられている。

なお、統一特許裁判所協定は英国、ドイツ、フランスを含む13カ国の批准によって早ければ2014年1月に発効する予定であり、同時に単一効特許に関する法的枠組みも適用が開始されることになっている。

[出典] Warsaw Business Journal
Poland takes wait-and-see approach on unitary patent
ジェトロ 欧州知的財産ニュース
EUの24ヵ国、統一特許裁判所協定に署名

※この記事は一般的な情報、執筆者個人の見解等の提供を目的とするものであり、創英国際特許法律事務所としての法的アドバイス又は公式見解ではありません。