2013年5月10日、米国連邦巡回控訴裁判所(CAFC)の大合議(en banc)は、Alice Corpの債務交換処理に関する方法、システム、媒体(記録媒体)の発明について保護適格性を認めない旨の判決を下した。

CLS Bank v. Alice Corp. (Fed. Cir. 2013) (en banc)

保護適格性(101条)の判断基準については、2010年のBilski最高裁判決において、従前の「機械・変換テスト(machine-ortransformationtest)」は唯一のテストではないと判示されて以来、何らかの新たな指針が示されることを期待する声も多かった。しかしながら、今回の大合議判決では、10人の裁判官の見解

は複数に分かれ、重要な先例となり得る判断が示されることはなかった。

なお、米国特許商標庁は、この判決について、保護適格性の審査を当面は変更しないことを審査官に通達するメモランダムを出している。

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