2013年6月18日、欧州特許庁長官とドイツ法務大臣はミュンヘンで会合を行い、欧州特許制度、特に欧州単一効特許制度がEU加盟国と欧州特許庁(EPO)に与える影響や、設立へ向けた準備について議論した。

このように制度創設を前進させようとする動きがある一方で、スペインは欧州議会及び欧州連合理事会を相手取り、欧州単一効特許に関する規則等を争点とする訴えを2013年3月に新たに提起している(C-146/13、C-147/13)。スペインがイタリアと共に提起した訴え(C-274/11、C–295/11)は、欧州連合司法裁判所(CJEU)によってすでに棄却されているが、この新たな訴えにより、最初の欧州単一効特許の付与がずれ込むことも懸念される。

 

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