台湾特許庁(TIPO)は、2014 年1 月1 日より加速審査(Accelerated Examination Program)の対象出願を拡大し、新たにグリーン技術に係る特許出願についても加速審査の申請を認めることを発表した。

加速審査は、日台特許審査ハイウェイ(PPH)と並存する制度で、2013年のPPH試行開始よりも早い2009年から運用されている。従前、加速審査は、対応外国出願が既に特許付与されている場合、日本特許庁などが実体審査においてオフィスアクションを発行している場合などにのみ申請が可能であったが、台湾におけるグリーン技術分野の強化のため、この度対象出願が拡充された。なお、グリーン技術関連出願の加速審査の利用を促す為、TIPOは対象となるグリーン技術を広く定義したとしている。定義は以下の通り。

(1)省エネ、新エネルギー、新エネルギー車両等に関連する技術分野

(2)炭素削減、省資源に関連する発明

グリーン技術関連特許出願に係る加速審査申請の庁費用は4,000台湾ドルで、一般的な出願は最初のオフィスアクション発行まで29カ月かかるが、加速審査が認められた場合は9カ月以内に最初のオフィスアクションが発行される。

※この記事は一般的な情報、執筆者個人の見解等の提供を目的とするものであり、創英国際特許法律事務所としての法的アドバイス又は公式見解ではありません。