2014年3月12日、国家知識産権局(日本の特許庁に相当)は、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI;いわゆる画面デザイン)を意匠の保護対象に加える審査指南の改訂を発表した。施行日は2014年5月1日。

今回の改訂により、変化の状態を示す複数の図面を提出することで動的なGUIについても意匠登録を受けることができるようになる。

部分意匠制度のない中国において、画面デザインにかかる登録意匠の権利範囲が、画面以外の部分の形態との関係でどのように判断されるかについては、引き続き注視が必要である。

なお、ゲームインターフェース、スクリーン壁紙、スタートアップ画面・シャットダウン画面、ウェブページの画面構成など、人とコンピュータのインタラクションとは関係がない又は製品機能の実現とは無関係なものについては改訂後も保護対象外とされている。

【参考】
ジェトロ「法令・法規 – 知的財産に関する情報 – 中国部門規定 国家知識産権局の「専利審査指南」修正に関する決定(第68号) 2014年3月12日発表(日本語仮訳原文)」
ジェトロ「法令・法規 – 知的財産に関する情報 – 中国部門規定 専利審査指南 2010年2月1日改正(日本語仮訳原文)」

※この記事は一般的な情報、執筆者個人の見解等の提供を目的とするものであり、創英国際特許法律事務所としての法的アドバイス又は公式見解ではありません。