2014年2月28日、インド特許庁は医薬品分野の特許出願を対象とする審査ガイドライン案を公表し、4月4日まで意見募集を行った。

同審査ガイドライン案は、全46ページに渡り、インド特許制度における医薬品関連発明の保護の変遷から始まり、新規性・進歩性(2条(1)(j))、発明ではないもの(3条(b)、(c)、(d)、(e)、(i)、(p))、開示要件(10条(4))、単一性及び記載要件等(10条(5))に関する事項が網羅されている。例えば、新規性・進歩性の判断に関しては、化合物、プロダクト・バイ・プロセスなどのクレームの類型ごとに分析の手法が事例を交えて解説されている。

また、3条(d)に規定されている「効能(efficacy)」の解釈が争点の1つとして話題となったNovartis 事件(NOVARTIS AG vUNION OF INDIA & OTHERS)に対する2013年4月の最高裁判決を初めとして、裁判例、審決例の紹介も盛り込まれており、制度の現状を知るための資料としても利用できる内容となっている。

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