2014年4月15日、ブラジル特許庁は2012年4月に開始した「グリーン特許パイロットプログラム」の試行期間を2015年4月16日まで延長した。
(追記:2016年4月16日までの再度延長されている。)

なお、申請受付数の上限は500件とされている。

今回の試行期間延長後は、適用対象がPCT国内移行案件まで拡張されたため、従前よりも出願人にとって利用しやすい制度となっている。なお、「グリーン特許」の定義は、WIPOによる定義に沿っており、代替エネルギー、交通、省エネルギー、廃棄物管理、農業に関する発明が含まれている。

ブラジル特許出願については、出願から特許取得まで10年以上とも言われている審査の遅れが問題となっているが、本パイロットプログラムは約2年程度まで短縮できる枠組みとされている。そのため、対象となりうる特許出願については、審査早期化のための魅力的な選択肢といえる。

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