英語による特許取得を可能とする法案をスウェーデン議会が可決し、2014 年7 月1 日以降のスウェーデンの国内特許出願についても英語での手続が可能となる。

出願書面のみならず、特許庁に対する手続を英語で進めることも可能になる。

英語での特許付与を求めた場合、出願人は登録料納付と同時にクレームのスウェーデン語訳を提出する必要がある。しかし、この翻訳は英語の特許公報とともに公開されるものの単なる参考情報に過ぎず、あくまでも英語の特許書面のみが法的効力を有することになる。この変更に対応して、2014 年7 月1 日以降に付与された欧州特許についても、権利発効のための翻訳文提出要件緩和に関するロンドン・アグリーメントの下で要求されるスウェーデン語訳は単なる参考情報として扱われ、欧州特許庁において手続がなされた言語によるクレームのみが法的効力を有することになる。

この法改正により、スウェーデンでの特許取得を目指す出願人にとっては、英語による直接出願も選択肢となるであろう。

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