2014年9 月1日、特許庁(JPO)及び工業所有権情報・研修館(INPIT)は、新たな知的財産権情報提供サービスとして「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」を発表した。J-PlatPat のサービス開始予定日は2015 年(平成27 年)3月23日で、これに伴い、現在の「特許電子図書館(IPDL)」は3月20日で廃止される。JPOの発表によれば、J-PlatPat は、「特許情報について、高度化、多様化するユーザーニーズに応えるべく、『特許電子図書館』を刷新」するとともに、「意匠及び商標を含む特許情報を提供する新たな情報基盤としての役割を担うもの」と位置づけられている。この新サービスの特徴としては、例えば下記に列挙したような項目が挙げられている。

yamaguchi

 さらに、「将来的には、より幅広く充実したサービスを提供すべく、情報提供の迅速化、パテントファミリー情報の参照、諸外国特許庁サービスとの連携等の可能性も視野に入れて、更なる検討を進める」とされており、同種の機能では全般に先行している欧州特許庁の「espacenet」や、世界知的所有権機関(WIPO)の「PATENTSCOPE」への追随が期待される。なお、J-PlatPat の詳細及び基本的な操作方法については、2015 年1 月以降、全国の主要都市で説明会を行う予定となっている。主な機能・画面等の詳細や、最新情報については、INPIT のホームページにてすでに公表されており、今後は随時更新されていくと思われる。

yamaguchi2

出典:特許庁及び工業所有権情報・研修館ホームページ

※この記事は一般的な情報、執筆者個人の見解等の提供を目的とするものであり、創英国際特許法律事務所としての法的アドバイス又は公式見解ではありません。