2014年11月13日より日本特許庁ウェブサイトにて、「中韓文献翻訳・検索システム(試行版)」の提供が開始された。

このシステムでは、中国語・韓国語の特許文献等を日本語で検索可能な点が特徴の1つとなっており、請求の範囲や公報全文の項目に日本語のキーワードを入れることで中国語・韓国語の特許文献を抽出することも可能である。また、IPC(国際特許分類)等による検索も可能で、中国語・韓国語の特許文献の全文について日本語の機械翻訳を表示することが可能となっている。

検索可能な文献は、中国については特許公開、特許登録、実用登録の3種類、韓国については特許公開、特許登録、実用公開、実用登録の4 種類となっている。また、2015年1月の本稼働時には、収録範囲は2003年~2014年7月公開分となる予定である。

近年は機械翻訳の質も向上してきており、完全に正確とは言えないまでも、文献の内容を大まかに把握する分には十分な場合も多くなっているため、今後、このように機械翻訳を利用したシステムを活用する場面が増えていくことが予想される。

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