単一特許保護(Unitary Patent Protection)に関するEU加盟国の特別委員会(Select Committee)は、第11回会合を2014年12月9日にミュンヘンで開催した。

欧州特許庁ウェブサイトでの発表によれば、今回の会合において、特別委員会は、財政問題を除く単一特許保護に関連する規則案について大筋で合意に達したとされている。また、欧州単一効特許を活用する上での注目点の1 つである更新料(Renewal Fees;年金)の検討については、複数シナリオの追加シミュレーションに基づく作業が続けられている模様である。2014 年10 月の第10回会合では中小企業向けの減免制度についても協議されたとの発表があったことから、検討は具体的 な段階まで進んでいるものと思われる。

 

***追記(2015年7月10日)***
続報については、下記のリンクからご参照ください。
欧州単一効特許の維持年金案の公表など (2015年3月)
スペインによる単一特許関連規則無効の訴えを棄却、欧州統一特許裁判所の料金案公表(2015年5月)

 

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