中国国家工商行政管理総局(SAIC)は、商標登録の円滑化を積極的に促進するための改革に関する意見(原題は「工商总局关于大力推进商标注册便利化改革的意见」)を2016年7月25日に公表した。この意見には、6つの大項目と、具体的な施策等に関する22項目が含まれており、日本の出願人にとっては、次の事項に注目できる。

  • 北京以外に商標審査協力センターを設置し、商標局の委託を受けて審査業務等を担当
  • 庁内手続きの調整等により、出願受理通知書の発送期間を6か月から3か月以内に短縮
  • 登録証の交付方式を変更して簡略化
  • 出願及び書類発送等の手続きに関する電子化の推進
  • 商標データベースの開放

その他、審査・審判の品質管理に関する施策、地方での手続きを簡便にするための施策等も含まれており、2015年には日本の20倍弱である約288万件にまで達した出願の取扱いに資するものと考えられる。

【出典】
中国国家工商行政管理総局「工商总局关于大力推进商标注册便利化改革的意见

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