欧州特許庁(EPO)の審判部(Boards of Appeal)を欧州特許条約(EPC)の枠組み内で刷新することについて、欧州特許機構の管理理事会は2016年7月に合意に至っていたが、2017年3月までにその詳細が公表された(注:EPC上、EPOは欧州特許機構の一機関の位置付け)。

今回の刷新は、審判部の独立性に関する認知を高め、また効率性を高めることを趣旨としており、現在の審判部は「審判部ユニット(Boards of Appeal Unit)」として再編された。これに伴い、EPO長官ではなく、管理理事会に対して責任を負う新たな役職として「President of the Boards of Appeal」が設けられ、当該役職にはCarl Josefsson氏が就任した。

また、審判部ユニットのオフィスは、ドイツ・ミュンヘンのIsar庁舎から同じくミュンヘンのHaarにあるビルへ2017年夏に移転する予定となっている。なお、Haarは、Isar庁舎からは車で30分ほど東に離れた場所に位置している。

【出典】
いずれも欧州特許庁
Boards of appeal
Greater independence and improved efficiency for the EPO′s Boards of Appeal
Carl Josefsson appointed President of the EPO′s Boards of Appeal
Boards of Appeal Relocation – New lease agreement signed

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