スターバックス社と上海星巴克珈琲館有限公司との間の商標権侵害を巡る裁判で、スターバックス社が勝訴。

上海市高級人民法院は、上海星巴克珈琲館有限公司の行為がスターバックス社の商標権を侵害したとの上海市第二中級人民法院の一審判決を維持する判決を言い渡した。

 

上海星巴克珈琲館有限公司は上海市の民間企業であり、2000年1月に第1号店を出店し、現在上海市内に2店舗を有している。スターバックス社は、1971年アメリカのシアトルで開業し、世界規模で展開するコーヒーのチェーン店であり、現在全世界で6500以上の店舗を構え、上海市だけでも約40店舗を有している。

 

今回の訴訟には、上海星巴克珈琲館有限公司は1999年に上海市工商局に「星巴克」の商標登録を行ったが、その商標登録の5箇月後に、米国のスターバックスが上海に進出したという経緯がある。

2004年2月に、スターバックス社は上海星巴克珈琲館有限公司の行為がスターバックス社の商標権を侵害したとして、50万元の損害賠償請求を求めて、上海市第二中級人民法院に提訴した。

 

2005年の年末に、上海市第二中級人民法院が、スターバックス社の「STARBUCKS」及び「星巴克」が著名商標であって、 上海星巴克珈琲館有限公司の行為がスターバックス社の商標権を侵害したと認める判決を下した。これを不服として、 上海星巴克珈琲館有限公司は2006年初めに上海市高級人民法院に上訴した。

上海市高級人民法院は、上海星巴克珈琲館有限公司がスターバックス社からの承諾を受けず、スターバックス社の中国語名である「星巴克」、「Starbucks」 及びスターバックス社のロゴに類似のマークを使用する行為がスターバックス社の商標権を侵害したと認めた。

 

<中国国家知識産権報より>

 

トラックバック

TRACKBACK URL:http://www.soei.com/mt/mt-tb.cgi/343