動画共有サイトと著作権

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Tag:
筆者:保坂 一之 
日時:
2006.12.14 09:16
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最近良くも悪くも注目されている動画共有サイトについて考えてみました。

 動画共有サイトを利用すれば、自分で撮影したビデオ映像などを投稿して世界中の人々に見せることができます。また、逆に、他人が投稿したビデオ映像を閲覧することもできます。このような動画共有サイトは、ここ数年の間に登場し、一気に無視できない存在となりました。動画共有サイトは代表的なものだけでもいくつかありますが、現在は事実上“1強” と言ってよいでしょう(この“1強”をご存知の方は多いと思います)。

 この動画共有サイトはメディアで比較的頻繁に報じられていますが、その内容は著作権問題と絡むものが多い印象を受けます。テレビ番組やミュージック・ビデオなどが著作権者に無断で投稿されており、非常に問題視されているからです。サイト運営者側は、利用規約で著作権侵害になる動画ファイルの投稿を禁止するとともに、著作権者の要請により、あるいは自主的に、投稿された動画を迅速に削除するなどの形で、この問題に対処しています。しかし、サイト上には日々何万と言う動画が投稿され続けており、完全にいたちごっこの状態になっています。

 しかし、ここで注意したいのは、直接的に著作権侵害行為を行っているのはあくまでも動画共有サイトのユーザであるということです。つまり、私たち一人一人の問題なのです。もちろん、動画共有サイトの運営者が著作権侵害を幇助する罪に問われるか否かという難しい問題はありますが、これによりユーザの違法行為の評価が変わるわけではないと考えます。

 私たちは、インターネットを通じて気軽に情報発信できるようになりました。その反面、私たちは、著作権の意味をきちんと理解した上で情報発信することを改めて求められています。動画共有サイトと著作権との関係は、この点を浮き彫りにしたものであるともいえるのではないでしょうか。

以上

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