五大特許庁会合が開催されました。

日・米・欧・韓・中の5か国の特許庁の長官がハワイ・ホノルルに一同に集まって会合が開催されました。これまでに、日・米・欧や日・中・韓の三極の会合はありましたが、五大特許庁の会合は初の試みです。

五大特許庁という呼び名は初めてお聞きになられたと思いますが、日本・アメリカ・欧州の「三極特許庁」に、企業のグローバルな活動が加速する中国と韓国の特許庁を加えて「五大特許庁」と呼ぶようになったようです。

 日米欧韓中の出願人による特許出願は、世界全体の84%を占めており、五大特許庁は、世界の出願総数160万件のうちの73%を受け付けていますが、これらのうちの約90万件(=56%)が日米欧の三極特許庁への出願と言われていますので、世界の約17%の出願が中国と韓国の特許庁に集まっている計算となり、中国と韓国の特許庁の重要性が増しているからだと思われます。

 会合では、大規模特許庁が直面する共通の課題や解決方法について、各庁長官間で自由な意見交換に基づく政策対話が行われ、五大特許庁が世界で果たすべき役割の重要性について意見が一致し、具体的には、以下のテーマ毎に各庁の提案や取組み状況についての更なる情報共有を、スケジュールに沿って実施することで合意したようです。

  1. 世界的に急増中の特許出願への対応策(審査処理の質と量)
  2. 複数国に跨る重複的出願に係る手続の簡素化(サーチ・審査結果の相互利用、出願様式の統一)
  3. 特許審査実務の比較研究
  4. 特許情報の一層の普及と利用策
  5. 特許手続への情報技術の導入による効率化
  6. 統計情報の交換など特許行政の透明性の確保

詳しくは、日本特許庁のHPを御覧下さい。
http://www.jpo.go.jp/rireki/index.htm

以上

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