特許電子図書館(IPDL)の「意匠公知資料テキスト検索」は使えるのか!?

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Tag:
JP, 筆者:野間 悠 
日時:
2010.08.27 14:37
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特許電子図書館(IPDL)の「意匠公知資料テキスト検索」は使えるのか!?

特許電子図書館(IPDL、http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl)の意匠のページを見ると、「意匠公知資料テキスト検索」というページがあります(http://www.ipdl.inpit.go.jp/Isyou/dpsj_top.ipdl?N0000=3700)。
このページは、公知になった意匠の資料や外国の意匠公報資料を、物品名や意匠分類から検索できるページです。

以前から、書誌事項は掲載されていても、著作権の許諾の関係で図面や写真が掲載されていなかったこのページですが、毎年、特許庁が図面等の公開許諾の伺いを行っているようなので、今回、出願人や特許事務所にとって利用に耐えうるものになっているのか、改めて調べてみました。

検索条件は、
 (現行)意匠分類・Dターム : F4731
 公知日/発行日/受入日   : 2008年01月01日~2008年06月30日

※意匠分類は、いわゆるペットボトルの分野です。
最近、京都オフィスのブログでもその記事を書いたので、この分野で調べてみました。
(京都オフィスのブログhttp://soei-kyoto.blogspot.com/

noma09.jpg

※特許電子図書館「意匠公知資料テキスト検索」のページより引用
http://www.ipdl.inpit.go.jp/Isyou/dpsj_top.ipdl?N0000=3700


図面が掲載されていたのは全体の1割程度といったところでした。ただし、掲載もとのURLが併せて記載されているので、そこまでたどって行くと、図面を閲覧することができる場合もありました。
いずれにせよ、大部分の資料において図面や写真等が掲載されていない現状では、依然として出願人や特許事務所が本格的に先行公知意匠の調査に使用することは難しいでしょう。

ただし、以下のような場合には利用価値は十分にあると思います。
1.公開許諾がなされている範囲でもよいから先行意匠調査の手段として利用する。
2.自らが意匠を公開した日付を証明する手段として利用する。

2については、デザイン寄託のようなものでしょうか。現在の運用では、特許庁(の委託先)から公開許諾についての伺いが来て、それに応える形で許諾を出すという流れのようなのでうまく利用できない場合もあるかと思いますが、他の方法で証明することが困難な場合には、オプションの一つとして考慮に入れておくというのも手かと思います。

以上

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