5月の週報(ケロ太)
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ケロ太(けろた):30歳
引き続き、新規案件の明細書を作成中です。特許請求の範囲は一応、完成したのですが、明細書の方を修正中です。 一応、いままでも研究者として論文は書いてきたから、それなりには書けたというつもりだったのですが、それでも、かなり直されつつあります。どうもやっぱり、内容の検討が甘いというか、十分に詰めきれていないということを痛感しました。
それと、明細書を書く上での目的意識が足りないという点も指摘されました。まず、特許請求の範囲に記載した発明があり、それを十分にサポートし、必要な開示内容を確保するように目的意識を明確に持って明細書を書く。そうなんですよね、単に自分の研究を公表しようという論文とは違う、何のために明細書を書いているのか、そのためには何をどのように、どういう順序で書いていくのがベストなのか、書き足りない点はないのか、そういう、いろいろなことを考えながら書かなきゃいけないんだと思う。
いきなり全部やれと言われても無理だけど、とにかく心構えだけはしっかりしようと思います。
先輩
特許法第36条によれば、特許請求の範囲に記載される「特許を受けようとする発明」は明細書の「発明の詳細な説明に記載したもので」なければならないんですよね。明細書を書くときに常に意識していなければいけない事項です。いろいろと工夫してみましょう。
あと、我々の代理人としての立場も忘れてはいけません。工夫して明細書を書くのは大切ですが、その工夫がクライアントの意図や希望から外れた「余計なお世話」的な工夫になってしまってはダメです。必要に応じてクライアントの意見も聞きながら、明細書の作成作業をすすめることを忘れないように注意しましょう。


