7月の週報(化好)

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Tag:
化好, 週報 
日時:
2007.08.16 14:18
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化好(かずよし):24歳

化好
前回内容をまとめた発明について、十分に理解したので明細書を作成しました。
…といきなり背景技術の欄でキーを押す指が止まってしまいました。発明の内容を理解していても、それを文章で表現するのはなかなか難しいです。それでも何とか明細書全体を文章にして先輩に見せたのですが…。

まず、今回の発明で得られた知見を背景技術の欄に書いてしまった点を指摘されました。発明者さんの原稿には背景技術として記載されていたのですが、よくよく考えてみるとたしかに今回新たに得られた知見です。また、一文が長すぎて文章の内容が理解しにくい点も指摘されました。頭で理解した内容を一気に文章にしようとしたからかなあ。

その他、ほとんどの段落で修正が入りましたが、最も厳しい指摘をされたのが「明細書の見直しが疎かになっていないか?」ということです。たしかに先輩に明細書を見せる期限が迫ってきて焦ったあまり、明細書の見直しを十分にしていませんでした。修正だらけの明細書を見ていると、一人前になるまでの道が果てしなく長く感じます。。。

 

 

先輩

先輩  

発明者さんの提案書は発明の内容を理解するためのもので、明細書の基礎となるものではありません。発明者さんは最終的に発明が完成する途中で得られた知見も全て背景技術にしてしまう傾向があります。背景技術の欄に記載された知見は、審査の際に従来技術とみなされる可能性が高いので特に注意する必要があります。

また、作成した明細書はクライアントに見せるものであり、特許事務所にとっては商品、しかもカスタムメイドの商品です。そして、本来その商品に責任を持つのは事務所や先輩ではなく、明細書を作成した人自身にあることを自覚してください。先輩の目を通すからといって明細書の見直しが十分でないと、いつまでたっても立派な特許技術者にはなれませんよ。

今回は色々と厳しい指摘をしましたが、これを乗り越えれば化好君も優れた特許技術者になれると思います。くじけずに頑張ってください。

 

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