ポパイの著作権が消えた
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セーラー服を着てパイプをふかし、腕に錨の入れ墨をしたお馴染みのポパイ。著作権はあるのかないのか。1997年7月17日、 最高裁は「日米開戦から講和条約の成立までの期間を除き、50年間経過した1990年5月をもって著作権は消滅した」 とする判決を言い渡した。この裁判は、ポパイの図柄をネクタイに取り入れた会社が、 ポパイの著作権を持っている会社から訴えられていたものだ。法人著作権の保護期間は、公表後50年としているが、 最高裁はポパイの絵は第一作から計算することができると判断して50年を出した。
ただし、著作権は切れているが被告の会社はポパイを商標として使用する権利を持っていなかったとして、 ポパイの絵柄を無断で使用するのは不正競争防止法に違反するとして、差止を認めた。
【引用文献】馬場練成編(1998)『やさしい知的所有権のはなし』法学書院
