意外と使える「特許庁ほ~むぺーじ」≪超基本編≫
- «Previous:
- ニセものタマゴッチに2,500万円の損害賠償
- »Next:
- ≪特許公報検索 ~概要~≫
先日、入所したばかりの新人事務スタッフさんに「IPDLで公報印刷しておいて」とお願いしたところ、「???」という表情で「あの~IPD...というのは」との返事。そういう私にも当然新人の時代があり、最初はわからないことだらけで、公報を1件印刷するだけでも右往左往したことを思い出しました。
特許電子図書館(IPDL)は、公報の検索や印刷などをはじめ、様々な特許情報の検索を行うことができる特許庁(正確には独立行政法人工業所有権情報・研修館)のデータベースです。最近では公報のみならず経過情報や庁発送書類まで確認できるようになり、私たちも毎日にようにIPDLを訪れています。これらの情報については、追々ご紹介させて頂きますが、今回は超基本編ということですので「IPDLって何?」という初心者の方向けに、特許電子図書館を案内するところからはじめたいと思います。
IPDLは、特許庁HPのトップページの「資料室」あるいは一番下の「工業所有権情報・研修館―特許電子図書館(IPDL)」からアクセスすることが可能です。初心者の方は、まず「初心者向け検索へ」から利用してみるといいでしょう。「初心者向け検索へ」は「技術用語」「出願人」「発明者」を入力し、「その全てを含む」或いは「その一部を含む」を選択して検索することが可能です。また、公報の番号があらかじめわかっている場合には、「文献番号索引照会」のボタンをクリックすると、公報番号から検索することができる画面が表示されますので、対象の公報番号を入力して検索できます。これらのサービス利用料は、もちろん無料ですので、最初はいろいろ試してみるといいでしょう。
また、IPDLのトップページ(右サイド)には、「利用方法がわからない方へ」ということで、初心者の方がIPDLを利用するにあたり、どのサービスを利用すれば目的とする情報が得られるのか、ということを案内してくれるページがあります。例えば、公報を検索したい場合、「4.公報がみたい」をクリックすると、「4.見たい公報は次のどれですか。」というフローチャートが表示され、必要な情報を得ることができる検索画面まで案内をしてくれます。初心者でない方も、普段利用しないサービスを利用する場合には、闇雲にIPDL検索するよりも効率的かもしれません。
IPDLについては操作マニュアルも準備されているのですが、マニュアルの中から自分が求めている内容を見つけることは一苦労です。そのような場合には、「IPDLヘルプデスク」に電話してみましょう。私もちょくちょく利用させてもらっていますが、対応してくれる方もとても親切に教えてくれますので、初心者の方でも安心です。平日のみですが、夜9時まで対応してくれるのもうれしいですね。
今回は、初心者の方向けにIPDLをご紹介しましたが、IPDLも日々進化していますので、ちょっと利用しないでいると、知らないうちに結構便利な機能が備わっていたりします。次回以降は、そのような機能を紹介していきたいと思います。
