意匠
1.意匠(いしょう)って何?
私たちの身の回りには、いろいろな物がありますね。それらはいろいろなデザイン(形や色)をしています。このデザインのことを「意匠」といいます。例えば、みなさんが自動車を買うとしたら、どのような自動車を選びますか?もちろん、「よく走る自動車」でなければなりませんが、「デザインが良い、かっこいい自動車」を選びたいと思いませんか?。
よいデザインの商品は人気があるので、たくさん売れるようになります。メーカーは、商品がたくさん売れるように、新しい意匠(デザイン)を生み出そうと日々努力しているのです。
2.意匠権について
せっかく「優れたデザイン」を開発したのに、誰かにマネされたらいやですよね。どうせマネされるのだったら、苦労してデザインを開発する意欲もなくなってきます。そうなると、世の中からデザイン開発のエネルギーが失われて、つまらないデザインばかりになってしまいます。消費者は欲しいものが無くなってしまい、産業活動が停滞してしまうことでしょう。
そこで、国は意匠を権利として保護することにしました。これを意匠権といいます。意匠権には強い力が認められ、似ている意匠を使用することを禁止したり、賠償金を請求したりすることができます。
3.意匠権の保護期間について
意匠権が認められるのは、登録されてから15年です。商標権と違って限りがあります。これは、古くなったデザインに、いつまでも権利を認めておくことは、逆に産業活動に悪い影響を与えてしまうことを防ぐためです。
4.意匠権のとり方
意匠権は、特許庁に出願すればとることができます。出願した後に審査が行われて、法律上の問題がなければ登録になります。登録になることで晴れて意匠権となります。出願は自分でもできますし、知的財産の専門家の「弁理士」に頼むこともできます。

