2017年6月7日、米国商務省は、Michelle K. Lee氏の米国特許商標庁(USPTO)長官辞任、並びに、Joseph Matal氏の長官業務代行を発表した。

USPTO長官は政治任用のポジションであるため、Trump大統領の就任に伴いLee氏は辞任すると見られていた。その後、大統領就任式後の2月頃にはLee氏の職務を確認する問い合わせに対してUSPTOが即答しない状況があったが、3月には長官職に留まっている趣旨の回答がなされていた。

Lee氏は、6月1日にマルタ共和国で開催された第10回五大特許庁長官会合にUSPTO長官として参加していたが、わずか6日後に突然の辞任となった。

なお、7月末時点で後任の長官候補に関する憶測は現地で流れているが、正式な発表は行われていない。

***追記(2017年8月28日)***
ホワイトハウスは、2017年8月25日付けのプレスリリースにて、Andrei Iancu氏を次期米国特許商標庁(USPTO)長官の候補者をする意向を発表した。Iancu氏は、現在所属する法律事務所のウェブサイトによれば、ロサンゼルスオフィスに所属するパートナーで、知的財産権関連の訴訟実務に中心に取り組みつつ、出願、デューデリジェンス及びライセンスにも従事しており、UCLAで教鞭を取っているとのことである。なお、Iancu氏の正式就任までには上院での公聴会及び承認手続きを経る必要があるが、ホワイトハウスのプレスリリースには今後のスケジュールに関する言及はない。(※続報は【関連記事】のリンク先参照)

【出典】
米国商務省「Secretary of Commerce Announces Interim Leadership for U.S. Patent and Trademark Office
The White House「President Donald J. Trump Announces Intent to Nominate Personnel to Key Administration Posts (August 25, 2017)

【関連記事】
知財トピックス(米国情報)[特許・意匠・商標]ホワイトハウス、次期USPTO長官候補者にAndrei Iancu氏の指名意向を表明(※長官就任に関する追記あり) 2017-08-07

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