IoT技術の発展に伴い、関連特許も多数出願されています。IoTについて、典型的には、センサーを通して収集したデータを蓄積してビッグデータ化し、人工知能による機械学習等をへて、所望のアウトプットを得るという利用モデルが考えられています。このとき、ビッグデータと人工知能のプレイヤーが異なることが往々にしてあります。そのため、この利用モデルを特許化する場合、複数のプレイヤーがクレームに登場することがあります。

このような問題意識を踏まえ、方法特許について、その工程の一部が第三者により行われている場合において、特許権侵害を認めた過去の事例として、著名な「電着画像の形成方法」の裁判例を紹介します。

(文責 弁護士 寺下雄介)

※この記事は一般的な情報、執筆者個人の見解等の提供を目的とするものであり、創英国際特許法律事務所としての法的アドバイス又は公式見解ではありません。