意匠のハーグ協定、商標のマドリッド協定議定書への新規締約国をご紹介します。

(1)意匠のハーグ協定
ベトナム、サモア、イスラエルの3 ヵ国がハーグ協定の新規締約国となり、1999年改正協定の加盟国は63 ヵ国、ハーグ同盟の加盟国としては73 ヵ国となりました。これにより、1つの国際出願で最大88 ヵ国での保護を求めることが可能となります。発効日はそれぞれ下表の通りとなっています。また、中国、メキシコ、モロッコ、アセアン諸国、マダガスカルについては現在加盟準備中とされています。

WIPO-20200120-1

(2)商標のマドリッド協定議定書
既報でお伝えした通り、ブラジル、マレーシアがマドリッド協定議定書の新規締約国となり、同議定書の加盟国数は106 ヵ国となりました。これにより、1つの国際出願で最大122 ヵ国での保護を求めることが可能となります。発効日はそれぞれ下表の通りとなっています。ASEAN10 ヵ国ではミャンマーのみが加盟していませんが、施行準備中の商標法にはマドプロに関する規定があります。ミャンマーでは、まずは商標登録制度の運用開始が課題であり、マドプロ加盟にはまだ時間がかかると思われますが、今後の動きが注目されます。

【出典】
(1)日本特許庁「【意匠の国際出願】締約国一覧(最終更新:2019年10月16日)
(2)日本特許庁「【商標の国際出願】締約国一覧(最終更新:2019年11月12日)
(3)日本貿易振興機構(ジェトロ)「マドリッド協定議定書に加盟、12月27日に発効(マレーシア)

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