国家知識産権局(CNIPA)は、2019年の知的財産権に関する統計データを公表した。

特許出願件数は2018年まで増加傾向にあったが、2019年は減少に転じて140.1万件となり、2018年の154.2万件と比べて14万件弱減少(約9.1%減)した。

特許出願件数の減少は、主に中国国内出願人によるものであり、出願時に出される奨励金の支給認定の厳格化や、不正目的の出願の抑制策などが影響していると思われる。

なお、2019年は45.3万件の特許が登録されているところ、審査を終えた件数が102.3万件であることから、登録率は約44.3%となった。2018年の53.5%と比べて大きく減少している。

2019年における中国特許の権利付与数の上位3社は、ファーウェイ(4,510件)、中国石油化学工業(2,883件)、OPPO(2,614件)であった。

実用新案出願件数は引き続き大幅に伸びており、2018年の207.2万件と比べて19万件強増の226.3万件となった。

意匠出願件数はほぼ横ばいであり、71.2万件であった(2018年は70.9万件)。商標登録出願件数は引き続き増加して、783.7万件であった(2018年は737.1万件)。

また中国が受理したPCT国際特許出願は合計6.1万件で、前年比で10.4%増であった。海外での特許権取得の意欲の高さが伺われる。

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