[特許・意匠・商標/日本] 特許庁における人工知能(AI)技術の活用に向けたアクション・プラン
特許庁は、令和4年5月30日に「特許庁における人工知能(AI)技術の活用に向けたアクション・プラン(令和4~8年度版)」を公表し、業務へのAI技術の活用可能性について検討を続けてきた(出典1)。特許庁におけるAI技術の活用については、知的財産推進計画2024等でも言及されている(出典2)。
これまでの検討結果を踏まえて見直しされた上で策定された令和7年度改定版のアクション・プランは以下の通りである。
上記の図からわかるように、特許庁では、AIの活用に関し技術検証が行われており、導入フェーズに移行している業務もあることがわかる。特許庁のAIの活用に合わせた対応を、出願人も検討する必要があるだろう。
[出典]
1.日本特許庁「人工知能(AI)技術の活用に向けた取組 ― 特許庁における人工知能(AI)技術の活用に向けたアクション・プラン(令和4~8年度版)について」
2.首相官邸「知的財産推進計画2024」(PDF)
3.日本特許庁「特許庁における人工知能(AI)技術の活用に向けたアクション・プランの令和7年度改定版について」