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2013.01.09
サポート要件,明確性要件に関する最近の判決について
(1)平成17年(行ケ)第10042号「偏光フィルムの製造法」(知財高裁大合議平成17.11.11)判決(パラメータ発明がサポート要件へ適合するには,発明の詳細な説明に数式の範囲の技術的意味を具体例がなくとも理解できる程 […]
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2012.12.21
「偽装特許」の台頭
「偽装特許」なる特許が増加していると感じる。 偽装特許には、例えば、化学・食品分野においては、原料や製造過程中の副反応等により最終目的物中に極めて微量混入する不純物やその含有量を特定した「不純物特許」、構造系の分野に […]
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2012.11.20
間接侵害の前に考えられること
侵害事件を見ていると、間接侵害が関係することがかなり多いようです。判決においても、以前から続いているインクジェットプリンターの取り換え用インクタンクの一連の事件での間接侵害を認める判決がつい最近も出ています。現在、知財 […]
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2012.10.18
審判事件の審理期間について
審査においては、2013年度中には、審査請求から最初の着手(拒絶理由通知等)までの期間(FA期間)が、11か月になるといわれています。審判においてもここ数年審理期間は随分と短縮されてきています。【拒絶査定不服審判】特実 […]
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2012.09.07
特許権存続期間延長登録制度の新時代到来
特許権存続期間延長登録出願について、特許庁の長年の運用を違法とした最高裁判決(平成21年(行ヒ)第324~326号:マイクロカプセル事件)が平成23年4月に出されたのを受けて、特許庁は審査を停止し、平成23年5月11日 […]
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2012.08.17
付与後異議制度の復活
付与後異議制度の復活に向けた審議が始まりそうです。 我が国の特許制度には、従来、無効審判とは別に、長期間にわたって異議申し立て制度がありました。出願公告制度の下では、公告公報の発行後の一定期間だけ第三者による異議申し立 […]
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2012.07.18
特許行政年次報告書2012年版・発表
【特許査定】 審査における特許査定件数は、2011年において220,495件となっています。特許査定件数は、下記の表にも見られるようにかなりの増加傾向にあり、2011年は、近年において一番多くなっています。【拒絶査定不服 […]
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2012.06.14
選択発明の歴史と今後
「選択発明」との用語や定義は特許法にはない。しかし、選択発明は、半ば慣行的に、当然にその物が存在するとの暗黙の了解の内に、その定義や意義が厳密に問われることもなく、構成上は新規性も進歩性もないと見られる発明に対して特 […]
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2012.05.24
情報提供制度の活用
今までも何度か話題にしましたように、ここ3年ほどで、無効審判で特許を無効にすることが困難な傾向になっています。そうなると、権利化されると困る他社の特許については、権利化される前の審査の段階から、十分にウオッチして先行技 […]
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2012.05.07
特許権存続期間延長登録出願の新運用について
特許権存続期間延長登録出願についての特許庁の運用を違法とした平成21年5月の知財高裁判決が、平成23年4月の最高裁判決(平成21年(行ヒ)第324~326号)で支持されたことを受けて、同年12月28日に審査基準が改正さ […]
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