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2013.06.03
いわゆる「シフト補正禁止」の審査基準改定案について
いわゆる「シフト補正禁止」の審査基準改定案について、平成25年3月6日付けで特許庁の意見募集がなされ、現在審理中である。 今回の、改定案は、改正前の基準による補正制限が、出願人等にあまりに過酷、煩雑であり、ユーザーフ […]
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2013.05.08
「実施例同一」と「技術的思想の相違」
(1)かつて、特許庁に「実施例同一」との運用があった。 概略、特許請求の範囲の記載が相違しても、複数出願の実施例が同一であれば同一発明として拒絶するというものである。特許庁の当時の一般基準「発明の同一性に関する審査基準 […]
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2013.04.15
特許庁に提出した書類の営業秘密保持性について
特許庁に提出した出願書類等については、特許庁長官が秘密を保持することが必要と認めたとき以外は、何人にも閲覧等可能とされ(特許法第186条)、従前、原則的に広く閲覧等が許されてきた。 しかし、営業秘密保持の重要性の社会的 […]
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2013.03.27
「テーマ別 重要特許判例解説」の改訂について
「テーマ別 重要特許判例解説」は、第1版が2010年12月15日に発行されて以来2年余りが経過しました。その間、特許権存続期間の延長登録出願に関しての最高裁判決、プロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈についての知財 […]
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2013.02.25
劇的に変化した特許権存続期間延長登録出願 -最高裁判決及び審査基準改正後の動向レビュー-
特許権存続期間延長登録出願について、特許庁の長年の運用を違法とした最高裁判決(平成21年(行ヒ)第326号:マイクロカプセル事件)が平成23年4月28日に出されたのを受けて、平成23年12月28日に審査基準が改正され […]
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2013.02.01
「発明の単一性」及び「シフト補正」の審査基準が大幅緩和の見込み
産業構造審議会の審査基準専門委員会において、「発明の単一性の要件」及び「発明の特別な技術的特徴を変更する補正(シフト補正)」の審査基準についての審議がされていますが、1月10日の委員会で、審査基準の改訂の骨子案が提示 […]
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2013.01.09
サポート要件,明確性要件に関する最近の判決について
(1)平成17年(行ケ)第10042号「偏光フィルムの製造法」(知財高裁大合議平成17.11.11)判決(パラメータ発明がサポート要件へ適合するには,発明の詳細な説明に数式の範囲の技術的意味を具体例がなくとも理解できる程 […]
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2012.12.21
「偽装特許」の台頭
「偽装特許」なる特許が増加していると感じる。 偽装特許には、例えば、化学・食品分野においては、原料や製造過程中の副反応等により最終目的物中に極めて微量混入する不純物やその含有量を特定した「不純物特許」、構造系の分野に […]
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2012.11.20
間接侵害の前に考えられること
侵害事件を見ていると、間接侵害が関係することがかなり多いようです。判決においても、以前から続いているインクジェットプリンターの取り換え用インクタンクの一連の事件での間接侵害を認める判決がつい最近も出ています。現在、知財 […]
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2012.10.18
審判事件の審理期間について
審査においては、2013年度中には、審査請求から最初の着手(拒絶理由通知等)までの期間(FA期間)が、11か月になるといわれています。審判においてもここ数年審理期間は随分と短縮されてきています。【拒絶査定不服審判】特実 […]
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