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2022.12.06
2022年上半期特許侵害訴訟アラカルト
2017年10月以来、ほぼ半年ごとに、「〇〇年〇半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書いてきました。今回は、その最新版としての2022年上半期の特許権侵害訴訟に関する情報のご紹介です。内容は、これまでと同様、裁判 […]
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2022.11.14
属地主義の原則
特許権の効力について、特許法第68条は、「特許権者は、業として特許発明の実施をする権利を専有する。」と規定しています。ここでいう「特許発明の実施」とは、その特許発明が物の発明であれば、同法第2条第3項第1号に定義されて […]
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2022.10.26
大合議事件(令和2年(ネ)第10024号「椅子式施療装置(特許第4504690号) 椅子式マッサージ機(特許第4866978号)」について
表題の大合議事件の判決言渡しが令和4年10月20日に知財高裁(東京・中目黒の新庁舎(ビジネス・コート))でありました。報道によると、知財高裁は、一審大阪地裁の非侵害との判決を覆し、控訴人フジ医療器の訴えを認め、被控訴人 […]
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2022.10.05
特許法第29条の2の発明者同一及び出願人同一
特許法第29条の2本文中には、括弧書で「その発明又は考案をした者が当該特許出願に係る発明の発明者と同一の者である場合におけるその発明又は考案を除く。」とあり、また同条ただし書には、「ただし、当該特許出願の時にその出願人 […]
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2022.09.12
機能的クレームの権利解釈についての判決の紹介
機能的クレームの権利解釈についての判決を以下に紹介します。 ・平成8年(ワ)22124号「磁気媒体リーダー」(東京地裁、平成10年12月22日、三村量一裁判長) 1 本件考案 A:磁気ヘッドを媒体に摺接走行させて情報の記 […]
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2022.08.30
本庶特許の発明者を巡る無効審判について
ご存知のように、本庶佑・京都大学特別教授は、新たな癌の治療法に繋がった、免疫の働くのを抑える「ブレーキ」の役割を担う「PD-1」という新しい物質を発見した功績により、2018年にノーベル医学・生理学賞を受賞しました。 […]
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2022.08.01
2021年下半期特許侵害訴訟アラカルト
2017年10月以来、ほぼ半年ごとに、「〇〇年〇半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書いてきました。今回は、その最新版としての2021年下半期の特許権侵害訴訟に関する情報のご紹介です。内容は、これまでと同様、裁判 […]
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2022.06.27
特許出願の非公開
今年5月18日に「経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律」、いわゆる「経済安全保障推進法」が公布されました。既に報道されているとおり、この法律は、①特定重要物資の安定的な供給の確保、②特定社 […]
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2022.06.08
特許異議取消決定取消訴訟の判決動向に異変か!
昨年4月のお客様向けの創英セミナーにおいて、平成27年4月1日施行の「特許異議申立制度の概要」というテーマで講演をしました。そのときに、特許異議申立における特許を取り消す旨の決定(以下「取消決定」といいます。)に対する […]
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2022.05.16
標準化を目指す方法に係る発明の特許化
近年特に情報通信分野において標準化が積極的に行われており、標準化機関で種々の標準規格が取り決められています。 そして、標準規格を実現する上で必ず使用する特許、すなわち「標準必須特許」(SEP:Standard-Ess […]
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