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2020.02.17
特許無効審判の審決の確定
特許無効審判の審決を含む審判体による審決及び決定は、審判便覧の46-00に説明があるとおり、審決等に対して不服のある者により法の規定する期間内(特§ 178③、実§47②、意§59②、商§63②)に訴えが提起されず、又 […]
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2020.01.29
プロダクト・バイ・プロセスクレームの訂正について
プロダクト・バイ・プロセスクレームの訂正につき、興味深い判決(知的財産高等裁判所平成30年(行ケ)第10174号判決)があったので紹介しておきたいと思います。 この事件で問題となった訂正前の発明は、「ウェブ状包装材料の […]
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2020.01.07
審査官、審判官面接の実際及び留意点
1 審査官、審判官面接 (参照:特許庁HP:「面接ガイドライン」【特許審査編】、【審判編】)☆面接が可能な期間:(1)審査請求後~査定(特許、拒絶)まで 通常は拒絶理由通知を受けた後から庁期限前(直前は不可)まで可能で […]
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2019.12.16
次期通常国会での種苗法改正について
農林水産省の「優良品種の持続的な利用を可能とする植物新品種の保護に関する検討会」における2019年11月15日の第6回会合において、「とりまとめ(案)」が提出され(http://www.maff.go.jp/j/kan […]
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2019.11.26
2019年上半期特許侵害訴訟アラカルト
2017年10月以来、ほぼ半年ごとに、「〇〇年〇半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書いてきましたが、今回は、その最新版としての2019年上半期の特許権侵害訴訟に関する情報のご紹介です。内容は、これまでと同様、裁判 […]
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2019.11.06
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんの登録特許
本年2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが発明者となっている日本国内の登録特許は56件なのだそうです。https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/r_and_d/interv […]
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2019.10.15
無効審判における訂正請求について(2)
無効審判における訂正請求について、仮想事例に基づいて説明します。(1)仮想事例 ①無効審判請求時の特許請求の範囲 【請求項1】 軸本体に滑り止め部材を嵌着したボールペン。 【請求項2】 滑り止め部材はゴム製である請求項1 […]
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2019.09.25
最高裁判決(平成30年(行ヒ)69号)について思うこと
2019年8月27日に原判決を破棄して知財高裁に差戻す最高裁判決の言い渡しがありました。 本件は、特許庁の特許有効審決(効果あり、進歩性あり)、知財高裁の審決取消判決(効果なし、進歩性なし)を経て、当事者間で争われた特 […]
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2019.09.10
AI関連発明の出願状況
今年(2019年)の7月8日付けで、特許庁審査第四部審査調査室が、AI関連発明の出願状況の調査結果を公表しました。(https://www.jpo.go.jp/system/patent/gaiyo/sesaku/ai […]
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2019.08.22
2018年に取消された特許取消決定について
先月公表された特許行政年次報告書2019年版を見ていますと、特許異議の申立てによる特許取消決定の取消を求める訴訟事件において、2018年に裁判所が請求を棄却したものが3件であるのに対し、特許取消決定を取消したものが8件 […]
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