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2024.04.17
令和5年度特許審査の質についてのユーザー調査報告書
公表されてすでに半年ほど経っているのですが、「令和5年度特許審査の質についてのユーザー評価調査報告書」(令和5年10月特許庁。以下「報告書」)の話をしようと思います。 報告書によれば、令和5年度調査は、令和4年度の国 […]
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2024.03.19
機能的クレームの権利解釈についての判決の紹介2
機能的クレームの権利解釈についての判決を以下に紹介します(その2)。 ・平成25年(ネ)10094号「パソコン等の器具の盗難防止用連結具」(知財高裁、平成25年6月6土肥章大裁判長)(原審:大阪地裁平成23年(ワ)103 […]
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2024.02.20
審判手続における電子特殊申請
(概要) 2024年1月から、無効審判請求書や異議申立書等のこれまで電子申請ができなかった申請書類も、インターネット出願ソフトの新たな機能により提出することが可能になりました(以下、その新たな機能による提出を「電子特殊 […]
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2024.01.18
2023年上半期特許侵害訴訟アラカルト
2017年10月以来、ほぼ半年ごとに、「〇〇年〇半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書いてきました。今回は、その最新版としての2023年上半期の特許権侵害訴訟に関する情報のご紹介です。内容は、これまでと同様、裁判 […]
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2023.12.20
訂正審判と一事不再理
実務上あまり見かけないような事案をあれこれと設定し整理してみる、という頭の体操に没頭するのが好きな筆者が、訂正審判に関連してつぶやいてみます。よろしくお付き合いください。 訂正審判とは、特許権の設定登録後において、特 […]
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2023.11.20
明細書等の補正と訂正
特許出願の願書に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面の内容は、特許出願が特許庁に係属中であれば補正をすることで、特許権の設定の登録後であれば訂正をすることで、それぞれ変更することができます。もちろん、補正も訂正も、自 […]
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2023.10.18
AI関連発明に関する審査体制の強化について
令和5年9月21日に、経済産業省HP[1]及び特許庁HP[2]において、AI(人工知能)関連発明に関する審査体制の強化策が公表されました。ChatGPT等の万人が容易に利用可能なAIの出現によって、これまで以上に幅広い […]
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2023.09.20
2022年に拒絶査定不服審判の請求件数が急増したのはなぜだろう
7月28日に特許庁のホームページに掲載された特許行政年次報告書2023年版(以下「年次報告書」)を見ていると、おや?と思う統計がありました。「拒絶査定不服審判請求件数の推移」です。 上のグラフは、年次報告書(第1部第1章 […]
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2023.08.21
数値限定発明における技術的範囲の属否において製品の一部のみが数値範囲に入った場合の製品の差止めについて
多量に生産される工業製品においては、設計値としては対象の特許発明の数値範囲内にすることを意図していなくても、製造誤差などによって、製品の一部が数値範囲に入ることがあり得ます。 基本的な考え方としては、たとえ製造誤差で […]
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2023.07.19
「競合する」抗体という機能的クレームのサポート要件
(事件の概要) 抗PCSK9モノクローナル抗体を有効成分とする高コレステロール血症治療剤に係るアムジェン社の抗体特許(特許第5705288号)が有効である判断した特許権侵害訴訟(高部裁判長)および審決取消訴訟(大鷹裁判 […]