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2018.12.04
平成30年上半期特許侵害訴訟アラカルト
昨年10月と今年5月に、それぞれ、「平成29年上半期特許侵害訴訟アラカルト」、「平成29年下半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書きましたが、今回は、それらに続くものとして、平成30年上半期の特許権侵害訴訟に関す […]
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2018.11.13
意見書等で主張された効果の参酌
進歩性の判断では、意見書等で主張された効果が参酌されるべきか否かがしばしば問題となります。 ご承知のとおり、審査基準には、意見書等で主張された効果の参酌について、「以下の(i)又は(ⅱ)の場合は、審査官は、意見書等におい […]
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2018.10.23
判定について
第1 判定審判請求・審理期間の動向〇特許・実用の判定の請求件数は、2016年に約100件に急増しています。 ちなみに、2017年は37件です。〇平均審理期間は、特許・実用3.8か月、意匠9.9か月、商標9.0か月(201 […]
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2018.10.01
審判便覧が改訂されました
平成30年8月1日から29日までの意見募集を経て、3年ぶりに審判便覧が改訂され(第17版)、平成30年10月1日から適用されます。特許異議申立制度の施行から3年を経過したことから特許異議申立制度の運用(67 特許異議の […]
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2018.09.10
特許無効審判における請求の理由の要旨変更
特許無効審判においては、請求の理由の補正はその要旨を変更するものであってはならない、というのが原則です(特許法131条の2第1項柱書き)。そして、仮に請求の理由の補正(弁駁書による請求の理由の追加、変更を含みます。)が […]
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2018.08.20
標準必須性に係る判定について
小泉内閣の頃、文部科学省に出向しているとき、大学や公的研究機関の特許などの研究開発成果を機関帰属とする一方、研究リソースや標準に係る研究開発成果を研究開発の場(アカデミア)で広く利用できるようにするにはどのようにしてい […]
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2018.07.30
面接ガイドラインが改訂されました
面接ガイドラインの主な改訂点は以下のとおりです。1 出張面接・テレビ面接の実施場所 平成29年度に開所したINPIT近畿統括本部においても、出張面接・テレビ面接が実施できるようになりました。2 テレビ面接システムを使った […]
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2018.07.09
コンピュータソフトウエア関連発明の審査基準等の改訂
今年の3月に、コンピュータソフトウエア関連発明の審査基準(特許・実用新案審査基準の第III部第1章発明該当性及び産業上の利用可能性の「2.2 コンピュータソフトウエアを利用するものの審査に当たっての留意事項」の欄:以下 […]
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2018.06.19
副引用発明の認定について
知的財産高等裁判所平成28年(行ケ)第10182号判決(以下「大合議判決」といいます)は、「本願発明と主引用発明との間の相違点に対応する他の同条1項3号所定の「刊行物に記載された発明」(以下「副引用発明」という。)があ […]
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2018.05.21
権利付与後の情報提供について
特許(実用新案登録)を受けることができない発明(考案)に対して特許(実用新案登録)が付与されている事態は、あるべき姿とはいえないことから、特許(実用新案登録)付与後(権利付与後)においても、情報提供が認められています( […]
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