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2017.12.25
用途限定発明と用途発明
我が国の特許・実用新案審査基準(「第III部 特許要件」 >「第2章 新規性・進歩性(特許法第29条第1項・第2項)」 >「第4節 特定の表現を有する請求項等についての取扱い」 >「3. 物の用途を用いてそ […]
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2017.12.05
特許無効審判における請求人適格
特許法第123条第2項には、「特許無効審判は、利害関係人…に限り請求することができる。」と規定されています。 この「利害関係人」について、審判便覧は、「特許(商標)権などの存在によって、法律上の利益や、その権利に対する […]
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2017.11.14
動機付け以外に進歩性が否定される方向に働く要素(設計変更等)について
本願発明と主引用発明との間の相違点は、設計変更(設計的事項)であるから当業者が容易に想到し得たことであるという拒絶理由を通知されることが多々あります。 そこで、実際、どのような場合に設計変更(設計的事項)に当たるか、以 […]
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2017.10.24
引用関係を解消する訂正の活用について
審決取消し訴訟の判決が出ると、参考になりそうな事件については、審判段階の経緯を確認することがよくあります。ところが、そのような中で、無効審判(特許異議でも考え方は同じ)において、権利者が訂正請求する際に、引用関係を解消 […]
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2017.10.02
平成29年上半期特許侵害訴訟アラカルト
今回は、裁判所ウェブサイトの「判例検索システム(知的財産裁判例集)」を利用して調べた平成29年上半期の特許権侵害訴訟に関する情報を、アラカルト的にお知らせしたいと思います。ただ、上記ウェブサイトでは全ての裁判例が掲載さ […]
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2017.09.12
特定の用法又は用量で特定の疾病に適用するという医薬用途に特徴を有する医薬
平成29年 9月 8日付日本経済新聞には、製薬会社Xが、Yの承認申請しているバイオ医薬品「パーセプチン」の後続品がロシュ・グループの企業が保有している用途特許を侵害しているとして、8月17日付で東京地裁に製造販売の差し […]
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2017.08.21
無効審判の現状について
1 無効審判の請求件数と審理期間(1)特許について・2006年~2015年の無効審判の請求件数は、年約220件~300件で推移してきたが、2016年においては、150件に減少している。・無効審判の平均審理期間は、2016 […]
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2017.08.01
サポート要件違反に関する最近の判決について
この10年近くにわたって、審判も裁判も特許の権利化や権利維持の傾向が強い状況にあります。 ところが、そういう状況の中にあって、ごく最近の判決において、特許庁の審決ではいくつもの無効理由を否定して権利有効とされたもの […]
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2017.07.10
知財高裁大合議判決にみる、均等論が適用されないケースの存在
ボールスプライン最高裁判決が均等論適用の5要件を教示して以来、一般に、この均等論の5要件は、技術分野を問わずあまねく適用されると解される向きがある。 しかし、実際には、均等論の5要件が適用されないケースも存在する。 す […]
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2017.06.19
第四次産業革命と特許(その2)
今年3月6日付けの文殊マイスター弁理士のつぶやき「第四次産業革命と特許」において、産業構造審議会知的財産分科会特許制度小委員会 第11回審査基準専門委員会WGで「IoT関連技術等に関する事例の充実化について」が議題と […]
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