-
2024.07.17
訂正の内容が実質的に同じであっても独立特許要件が課される場合と課されない場合があります
実務上あまり見かけないような事案をあれこれと想定し整理してみる、という頭の体操に没頭するのが好きな筆者が、今回も訂正審判に関連してつぶやいてみます。よろしくお付き合いください。 さっそく仮想事例です。設定登録時の特許 […]
-
2024.06.20
「手続」とは何か
特許法の条文には、「手続」という言葉が何回も出てきます。例えば、第17条第1項本文は、「手続をした者は、事件が特許庁に係属している場合に限り、その補正をすることができる。」と規定しています。「その補正」の「その」が条文 […]
-
2024.05.15
特許出願非公開制度について
令和6年5月1日より、経済安全保障推進法(以下「推進法」といいます。)に基づく特許出願非公開制度が開始されました。過去にも、我が国では、発明(例えば、軍事上必要な発明)の公開が国家の安全に影響を及ぼす場合に、その公開や […]
-
2024.04.17
令和5年度特許審査の質についてのユーザー調査報告書
公表されてすでに半年ほど経っているのですが、「令和5年度特許審査の質についてのユーザー評価調査報告書」(令和5年10月特許庁。以下「報告書」)の話をしようと思います。 報告書によれば、令和5年度調査は、令和4年度の国 […]
-
2024.03.19
機能的クレームの権利解釈についての判決の紹介2
機能的クレームの権利解釈についての判決を以下に紹介します(その2)。 ・平成25年(ネ)10094号「パソコン等の器具の盗難防止用連結具」(知財高裁、平成25年6月6土肥章大裁判長)(原審:大阪地裁平成23年(ワ)103 […]
-
2024.02.20
審判手続における電子特殊申請
(概要) 2024年1月から、無効審判請求書や異議申立書等のこれまで電子申請ができなかった申請書類も、インターネット出願ソフトの新たな機能により提出することが可能になりました(以下、その新たな機能による提出を「電子特殊 […]
-
2024.01.18
2023年上半期特許侵害訴訟アラカルト
2017年10月以来、ほぼ半年ごとに、「〇〇年〇半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書いてきました。今回は、その最新版としての2023年上半期の特許権侵害訴訟に関する情報のご紹介です。内容は、これまでと同様、裁判 […]
-
2023.12.20
訂正審判と一事不再理
実務上あまり見かけないような事案をあれこれと設定し整理してみる、という頭の体操に没頭するのが好きな筆者が、訂正審判に関連してつぶやいてみます。よろしくお付き合いください。 訂正審判とは、特許権の設定登録後において、特 […]
-
2023.11.20
明細書等の補正と訂正
特許出願の願書に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面の内容は、特許出願が特許庁に係属中であれば補正をすることで、特許権の設定の登録後であれば訂正をすることで、それぞれ変更することができます。もちろん、補正も訂正も、自 […]
-
2023.10.18
AI関連発明に関する審査体制の強化について
令和5年9月21日に、経済産業省HP[1]及び特許庁HP[2]において、AI(人工知能)関連発明に関する審査体制の強化策が公表されました。ChatGPT等の万人が容易に利用可能なAIの出現によって、これまで以上に幅広い […]
トピックス

