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2024.01.18
2023年上半期特許侵害訴訟アラカルト
2017年10月以来、ほぼ半年ごとに、「〇〇年〇半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書いてきました。今回は、その最新版としての2023年上半期の特許権侵害訴訟に関する情報のご紹介です。内容は、これまでと同様、裁判 […]
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2023.12.20
訂正審判と一事不再理
実務上あまり見かけないような事案をあれこれと設定し整理してみる、という頭の体操に没頭するのが好きな筆者が、訂正審判に関連してつぶやいてみます。よろしくお付き合いください。 訂正審判とは、特許権の設定登録後において、特 […]
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2023.11.20
明細書等の補正と訂正
特許出願の願書に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面の内容は、特許出願が特許庁に係属中であれば補正をすることで、特許権の設定の登録後であれば訂正をすることで、それぞれ変更することができます。もちろん、補正も訂正も、自 […]
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2023.10.18
AI関連発明に関する審査体制の強化について
令和5年9月21日に、経済産業省HP[1]及び特許庁HP[2]において、AI(人工知能)関連発明に関する審査体制の強化策が公表されました。ChatGPT等の万人が容易に利用可能なAIの出現によって、これまで以上に幅広い […]
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2023.09.20
2022年に拒絶査定不服審判の請求件数が急増したのはなぜだろう
7月28日に特許庁のホームページに掲載された特許行政年次報告書2023年版(以下「年次報告書」)を見ていると、おや?と思う統計がありました。「拒絶査定不服審判請求件数の推移」です。 上のグラフは、年次報告書(第1部第1章 […]
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2023.08.21
数値限定発明における技術的範囲の属否において製品の一部のみが数値範囲に入った場合の製品の差止めについて
多量に生産される工業製品においては、設計値としては対象の特許発明の数値範囲内にすることを意図していなくても、製造誤差などによって、製品の一部が数値範囲に入ることがあり得ます。 基本的な考え方としては、たとえ製造誤差で […]
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2023.07.19
「競合する」抗体という機能的クレームのサポート要件
(事件の概要) 抗PCSK9モノクローナル抗体を有効成分とする高コレステロール血症治療剤に係るアムジェン社の抗体特許(特許第5705288号)が有効である判断した特許権侵害訴訟(高部裁判長)および審決取消訴訟(大鷹裁判 […]
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2023.06.21
2022年下半期特許侵害訴訟アラカルト
2017年10月以来、ほぼ半年ごとに、「〇〇年〇半期特許侵害訴訟アラカルト」と題した記事を書いてきました。今回は、その最新版としての2022年下半期の特許権侵害訴訟に関する情報のご紹介です。内容は、これまでと同様、裁判 […]
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2023.05.18
従属項についての明確性要件
今回より、「文殊マイスター弁理士のつぶやき」コーナーの執筆の一部を担当させていただくことになりました。ちょっとした小ネタを取り上げつつ、お客様に有用な知財情報をご提供できればと考えております。お付き合いのほどよろしくお […]
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2023.04.19
審決取消判決の拘束力
知的財産高等裁判所令和4年8月4日判決・令和3年(行ケ)第10090号(大鷹一郎裁判長)は、わざわざ「この判断については、本判決の拘束力(行政事件訴訟法33条1項)は及ばない。」と注記されていることが目を引きます。 […]
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